リーブ21

「悩み無用!」のキャッチフレーズや和田アキ子さんのパワフルなテーマソングでおなじみのリーブ21ですが、正式な社名は「株式会社 毛髪クリニックリーブ21」となっています。

「リーブ」とは“Revive”(復活)が由来になっていて、「髪を復活させ脱毛に悩むすべての人々に喜びと自信を復活させたいという思い」を込めて名づけたそうです(リーブ21HPより)。社名からも分かるとおり、リーブ21のサービスは植毛やカツラの販売ではなく、あくまでも“自分の髪の毛を生やす”ということです。

「発毛実感の365日」というリアルタイムドキュメンタリーのweb上での公開、毎年1回行われる「発毛日本一コンテスト」、多くのテレビCMなど、数々の宣伝活動の結果、現在では全国で100ヶ所以上のオペレーションセンター(実際にカウンセリングや施術を行う店舗)を展開しています。

ホームケアもできるように健康食品やヘアケア商品の販売も行っています。また、髪を健康に保つための健康知識が学べる発毛教室「GHA(growing hair academy)」を開校していて、栄養学、皮膚科学、ヘアケアなどを学ぶことができます。

これらの商品・サービスはリーブ21の研究室から生み出されています。リーブ21の研究室では、遺伝子工学や生化学などの発毛システムに関する研究を行っていて、リーブ21は確かな理論の基にサービスを提供しています。

リーブ21の歴史

リーブ21は、その事業規模にも関わらず比較的新しい会社で、数年の間に急成長しています。

リーブ21の発毛技術は、現社長でもある岡村勝正さんの研究から始まりました。

社長の岡村勝正さんは、23歳の時に大阪で自動車修理工場を開業した後、クリーニング業に転進し、1972年から大阪でクリーニング店を営んでいたのですが、「2本目の永久歯が生えた」という人の話を聞いて「脱毛症も治るのではないか」と考え、クリーニング店の営業のかたわら、発毛の研究を開始します。

その後、研究を重ね、発毛に成功。1993年に「株式会社 発毛クリニックリーブ21」を設立し、第1号のオペレーションセンターがオープンしました。

1999年には、低周波と高周波を使った「毛髪発毛育毛装置」で特許を取得しています。同年にはテレビCMを開始し、2001年から発毛日本一コンテストなどを催すなどしたことで、実績が徐々に認知されるにつれて業績が拡大していきました。2004年から、京都大学と髪の成長に関する共同研究を行い、2009年にその成果を発表していて、技術開発にも力を入れています。

2006年には100号店のオペレーションセンターがオープンし、現在では会員数が10万人を超えています。

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