青空が恋しくなったなら、出かけよう。
彩湖・道満グリーン・パークへ

東京に住んでいると、時々、息が詰まるような気がしませんか。 えっ? なら病院へ行け? あっ、いやいや、そういう意味ではなくてですね、気持ちの問題です。

なんかこう、たまには広く青い空の下で、思いっきり声を張上げて、深呼吸でもしたくなりませんか!? と言うことです。

いうまでもなく、東京は住宅が密集しています。それに伴い公園などの数も多いのですが、なにしろどこも狭い。しかも周りをグルッと建物で囲まれているから、閉塞感がある。

それと、どうにも造り方が画一的で、いかにもお役所の仕事っぽい。余った峡領地に木を植え、遊具とベンチを並べ、何かの記念碑を立てれば、ハイ、公園の出来上がり! という感じでしょうか。

だいいち、私のような良い歳をしたおじさんが、独り昼間から公園で声を張上げて、体操でもしようものなら、途行く人が必ず白い目で見ることでしょう。下手をすればご近所から不審者と思われ、通報されかねません。なにしろ物騒なご時世ですから。

そんなわけで昨今、都会人が引きこもりがちになるというのも、無理が無い道理です。

結局、大人が無邪気に声を張上げ、童心に帰って遊んだり、くつろげるような空間は、この東京には無いということなのでしょうか?

いやいや、そう嘆くことはありません。東京が無理なら、ちょいと埼玉まで足を伸ばしてみましょう。 いや、埼玉と言っても荒川の向こう岸ですから。橋を渡れば、ほら、すぐそこに。

おお! あそこに見えるのは…

ああ… あれが都会のオアシスと呼ばれている「彩湖・道満グリーン・パーク」なのか! 感涙…


海はなくとも

いきなり三文芝居調で始まってしまいました。失礼いたしました。いやあ、夏風邪と夏バテで、熱が下がらないでいると、妄想が膨らむこと! 異様なハイテンションの中で文章を書くと、私の場合こうなります。そんなことはどうでも良いですね。ハイ!

上の写真をご覧ください。ここはお台場でしょうか。それとも湘南のどこか?…臭いですか?

はい、このショットは、海なし県の埼玉は戸田市にある「彩湖・道満グリーン・パーク」でのひとコマです。

どうです!? この景色。美しいアーチ橋をバックに、噴水が高く舞い上がり、セールに風をいっぱい受けて、色とりどりのウィンドサーフィンが行く。埼玉とは思えない光景でしょ。

生まれも育ちも埼玉の私にとって、ここはちょっと東京や他県の人に自慢できるスポットのひとつではあるのです。


自転車もスイスイ

空が広い! 日ごろ窒息しそうになりながら、苦し紛れに見上げる空が、まるでビルとビルとの間にできた隙間のようで、私を悲しくも恨めしい気分にさせるのです。でも、ここの空は広い! ただそれだけで満足できそう。

写真を撮ろうとしていたら横からちょうど、上半身裸のお兄さんが自転車に乗って通りかかりました。
写真はプラスかマイナスと言います。ここは構図的にはプラスだろうと思い、フレームに飛び込んできたところをパシャリと収めた一枚。

気持ち良さそう。ちくしょう、俺もやってみてえな! って、私には無理か?若い頃は散々バイクに乗ってブイブイ言わせていたクチなのですが、現在となっては体重が…腹が、苦…。

見ればけっこう良いお年のお父さんたちばかりじゃないですか!? 帽子がいつものお散歩用のツバの広いタイプですね。

いよっ!チョイ悪おやじ。かっこいいよ。

水辺の風景って、なぜか人を物思いに浸らせるんですよね。それに、昨日までの日常を一瞬思い出すのだけれど、なぜか全部この場所に置いていけそうな、そんな気分にもさせてくれる。

仕事人間たちにとっては、ここはヒートアップした魂を冷却させてくれる、そんな場所なのかもしれない。きれいな水と水面を駆け抜ける爽やかな風が、最高に心地良いのだから。

タレントみたいな娘さんが、ポツンと独り。さびしそうに物思いに浸っていました。誰と来たのかな?
後姿が絵になるので一枚。って、ゆうか???この時、手に入れたばかりの中古の望遠レンズのテスト撮影で、たまたま撮った一枚でした。

最近買った手反発マットの布団トゥルースリーパーの効果は!?私の感想をみて私も購入してみました。私の体と合っているみたいです。子供と取り合いです^^

 

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